FREDDY

ジェイソンX 13日の金曜日のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

ジェイソンX 13日の金曜日(2001年製作の映画)
2.1

このレビューはネタバレを含みます

ホラー映画界の伝説的キャラクター・ジェイソンが、暗黒の大宇宙で殺戮を繰り返すシリーズ第10作目である本作。まず触れたいのは、今作は450年以上が経過した近未来の宇宙船が舞台となっており、これまでのシリーズ作品とは異なる『13日の金曜日』が映し出されていて、アクションありコメディありの、いわば、『エイリアン』の世界観がプラスされた"SF・ホラー映画"といったところですかね。何でもありの作品となっている。なので、従来のシリーズ作品が好きな人は違和感を覚えるでしょうし、近未来が舞台となっているので至る所にCGが使われているのだが、02年制作の作品なので映像のクオリティはそれなりといったところ。オススメは少々難しいかもしれませんね。ただ、全く新しい『13日の金曜日』ではあるのだが、従来の基本ベースをそのままにジェイソンの殺戮劇が描かれており、そのどれもがアイデアや遊び心が伺えるものとなっていますし、何よりも今回のジェイソンは第二形態へと進化も見せる。そして、リサ・ライダーが演じるヒューマノイドのKMが見せる、『バイオハザード』のアリスを彷彿とさせるアクションには思わず笑わされましたし、意外や意外、B級モノだが最後まで楽しめる。決して悪くはなかったですね。案外、従来のシリーズ作品ファンの人でも受け入れやすいのかもしれませんね。期待するまではいかないが、ちょっとした時に楽しめる作品であることに間違いはないかと。
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