たす

ボーン・アイデンティティーのたすのレビュー・感想・評価

4.2
めめめちゃくちゃかっこいい!!
初めての視聴だったので何もかも面白かった!記憶喪失の主人公が自分のことを探っていくこと自体はよくある設定だけど、ディテールのこだわりがすごい。
要所要所で出てくる戦闘シーンやカーチェイス。ありがちなシーンのようだけど使っているのはかわいいミニの車やボールペン、狩り用の鉄砲など、戦闘用ではないもの。でもボーンの圧倒的な戦闘能力でそれらが最強の武器に変わる。でもわざとらしくなく、静かに無駄なくサッとやっちゃう感じ。シビれた。イケメン。

ボーンは何者かわからないし、戦闘能力高すぎるし、やっていることは常軌を逸してる。なのにボーンの優しさや人間味が安っぽくさせない。マリーの髪をザクザク切ったあとにキスするシーンは釘付けになってしまった。そのあと逃げた先で子どもを見つめて「もう自分が何者か知りたくない…」と弱音を吐くシーンが自然と入ってくる。作戦が失敗してしまった原因にも繋がってくるので納得感がすごくあった。

かなり好きなアクション映画だった。
次回作もたのしみ!!
たす

たす