サム・ペキンパー監督の才能が大爆発した哀愁の大傑作。長らくハリウッドから干されていたペキンパー監督のハリウッドカムバック作であり監督映画4作目。すごく久々に鑑賞。
これまでハリウッドから干されてきた鬱憤を晴らすかの如く、監督4作目にしてようやくペキンパー監督の才能が大爆発する。とにかくセンスが抜群。ヒリヒリとした雰囲気のオープニングからグッと心を掴まれた。スローモーションを多用したアクションシーンも流石といった感じ。伝説的なクライマックスの銃撃戦は圧巻の一言。
内容も文句なしに面白い。時代に取り残された漢たちへの哀愁の挽歌とも言えるような内容。アウトロー達の哀愁漂う生き様がなんとも切ない。そして出てくるキャラクター達の独立した個性がどれも素晴らしかった。
ペキンパー監督らしい抜群のセンスと漢の哀愁が燃えたぎる大傑作だった