とぶそうや

カポーティのとぶそうやのレビュー・感想・評価

カポーティ(2005年製作の映画)
2.5
カポーティと言えば「ティファニーで朝食を」と緑の葉をバックにした若い頃の写真を知ってるくらいで、「冷血」は名前くらいしか知らなかった。

「冷血」の作り方を描いた映画ということで何の前知識も無く見ていたが、そこにいたカポーティはドキュメント対象の犯罪者とは反対に綺麗な服を着て、自分の作品を大勢の前で朗読する狡猾で自分本位な人であるように映った。
犯罪者の死刑が伸びれば、鬱患者のようになり、周りに甘え、死刑が決まれば、その犯罪者からの電話からは出ない。
電報を読んで最後の部屋で会った時に泣いていたのは彼自身の中の「冷血」に涙していたのではなかったか?