トルーマン・カポーティが実際に起きた一家四人殺害事件を題材に、ノンフィクション小説「冷血」を書き上げるまでを描いた作品。
今作の見どころは、なんといってもアカデミー賞主演男優賞を受賞したフィリップ・シーモア・ホフマンの演技でしょう。
実際のトルーマンの映像を見てみたら思ったより似ててびっくり。トルーマンってああいう感じの人だったんですね。
映画自体は抑えたトーンで画面も暗め。
スローペースだったので途中睡魔が…😴
いくら残虐な事件の犯人とはいっても、近づき過ぎると情が移ってしまう…。特に似たものを感じる場合は…。
その後一つも作品を完成させることがなかったのはこれが原因なのか分からないが、全てを見届けるにはカポーティは優し過ぎたんじゃないだろうか。いや、カポーティじゃなくても病むよ😷
「アラバマ物語」の原作者ハーパー・リーとトルーマンが幼馴染だったとは知らなかった。
フィリップ・シーモア・ホフマンの名演を讃えて☆+1
「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」
