飯島直介(ココリコ田中)飯島民子(八木亜希子)夫妻は新築を建てる事にした。設計を建築デザイナー柳沢英寿(唐沢寿明)施工を大工をする民子の父親長一郎(田中邦衛)にお願いする事により話しは始まる。
【メインメンバー】
飯島直介(ココリコ田中)放送作家。自分の意思がなく八方美人。
飯島民子(八木亜希子)直介の妻、長一郎の娘。教師。
岩田長一郎(田中邦衛)51年大工をしている。古い考え。
柳沢英寿(唐沢寿明)建築デザイナー。運転が下手。気性も荒くマメな性格。新しい物に拘るタイプと思いきや古い物に拘る。
【直介、民子の身内】
岩田光代(吉村実子)長一郎の妻。
飯島節子(野際陽子)直介の派手な母親で風水にうるさい。
青沼菊馬(山寺宏一)民子の兄。
青沼実栄子(清水ミチコ)民子の義理の姉。
【建築関係者】
白井晃、伊原剛志、八名信夫、江幡高志、井上昭文、榎兵衛、松山照夫、松本幸次郎
【三谷幸喜映画のラヂオの時間メンバー】
編成部長(堀ノ内修二)布施明
バーの客(古川清十郎)梅野泰靖
バーの客(千本のっこ)戸田恵子
【直助の番組関係】
中井貴一(中井貴一)ゴジラ(田口浩正)火星人(ココリコ遠藤)マンション管理人(近藤芳正)ケントちゃん(梶原善)
【他出演者】
堀ノ内アシスタントスタッフ(明石家さんま)地鎮祭神主(香取慎吾)バーテンダー(真田広之)エプロン位置が高いマスター(小日向文世)チンピラ風の男(松重豊)チンピラ風の男の彼女(佐藤仁美)
初めて見た時は衝撃な程面白さを感じた。この作品がきっかけで三谷幸喜作に興味を持ちました。
一体誰の家なんだよ!と思ってしまう。トイレだらけの家!ドアの内開き外開き問題。大黒柱!住む夫婦を無視してどんどん家が建っていく...。初めて見た時は、こんな事、実際にあり得るのか?とビックリしましたが自分が家を建てた時...似たような事...ありました。この映画がすぐ浮かびました。身内に頼むと言うことは良い事だけではないと言う事を知りました。
家を建てよう、身内に頼もうと思ってる方は是非この映画を見て欲しい。映画の中だけではない。実際にもあり得るかもしれないですよ。
拘りがなく気のない旦那、住めればいいくらいな感じが伝わるし妻は自分達の家なのに勝手に事が進んで行く事にイライラ。物凄く共感できてしまった。自分が家を建てるまではギャハハと笑って見てた映画だったけど建ててから見たら笑えない部分もあった。
プロ意識や物に対する拘りが強い人程譲れない物がある。物を作り上げていくと言う事は、それが全て通るわけではないと言う事。
大好きなシーンは、あんなに対立していた2人が解り合って熱く語る所に直介が嫉妬して泣き出す所。直介は2人が職人同士で本当は気が合うかもしれないと見抜いていたってのも凄い。この映画でココリコ田中は俳優としてやるなぁと思った。
豪華な出演者が本当に一瞬だけ出てたりするので集中して見ていないと見逃す可能性あり。特に明石家さんまは本当ちょい役です。
エンドロールで出演者達がはっきりとわかりますのでお見逃しなく。
何度も何度も見てるけどラヂオの時間とみんなのいえは特に大好き。