三上新吾

みんなのいえの三上新吾のレビュー・感想・評価

みんなのいえ(2001年製作の映画)
4.5
和解劇のお手本のような映画。
正反対の主義主張の二人が、近づいたり離れたりを繰り返しながらお互いを理解しあい、尊重し合うようにる。その過程に無理がない。
互いに主義主張が違うだけあって、それはお互いを補い合える可能性が隠れている。そこががっちり組み合えば相当なカタルシスが得られる。
棟梁側が本当に憎ったらしくて、でも気持ちは分からないでもなくて、その分和解した時ほっとするから、安心して憎まれ役は思い切り憎まれても大丈夫。
三上新吾

三上新吾