トランスマスター

みんなのいえのトランスマスターのレビュー・感想・評価

みんなのいえ(2001年製作の映画)
5.0
『自分の都合ですから』

三谷幸喜の作風にハマり三谷幸喜マラソンをやってみようと思います。もちろんゴールはあの悪評高い『ギャラクシー街道』^ - ^。

テレビ制作の会社員が、妻の後輩のインテリアデザイナーのデザインによる注文住宅を妻の父親が施工することになり、海外のデザインセンスと大工職人のこだわりが火花を散らすお話です。

◆良い点/注目ポイント
・私はワンパターンな作風が好きなので、(タランティーノやたけしなど)おなじみのキャスト、作風が継承されているだけで好印象です。千本ノッコも登場。
・大物をすごい贅沢に使うところもまた継続。さんま、真田広之、香取慎吾など。
・私は転勤が多く賃貸派なので、地鎮祭などの家を建てる前の儀式など新たな見聞が広がりました。
・自分の仕事に対して没頭してオンとオフの境目がなくなる人は幸せです。

◆改善点
・八木亜希子があからさまに、唐沢の美的センスに傾倒する様は、夫の田中に対して失礼です。毎年タイキックを浴びている苦労人なのでいたわりましょう。

◆総括
・昔の邦画は面白いとあらためて感じました。20年くらい前だと劇場で観る映画は、洋画5:邦画5だったので映画を通して日本の文化を世界に発信して欲しいです。