自然豊かなフランスの田舎町に
社会派の市長が文化会館を設立すると言い出した。
村人たちのためというより
いずれパリの政界進出のための足がかり、
己の軌跡を残すためのいう目論見もある。
それに対して村の小学校教諭は大激怒し
建設に関して様々な人が動き論じる。
結局のところ建設計画の話はしぼみ
もとの広大な土地で村人との憩いの場になるのだけれど、
教諭役のファブリス・ルキーニは終始いつもの
身振り手振りと口調で全部を説明してくれるので
わかりやすい。
あとこの作品とは直接関係ないけれど、
第4章でのブランディーヌ・ルノワールの部屋に
バルテュスのポスターが飾られていて
「あぁ~ ロメールが『クレールの膝』とかの
作品つくるわけだわ~」と思った