スコルピオンの恋まじないのペコリンゴのレビュー・感想・評価

記録。
効率を重視して社内改革を進める才女と、それに反発する一見冴えないけど実はやり手な勤続20年のベテラン調査員、犬猿の仲の二人が催眠術によって事件に巻き込まれ、真実の愛にたどり着くお話。

ウディ・アレンならではの小気味好い洒落た空気感が、荒唐無稽な設定を下地にした物語にマッチしててとっても楽しい。

何かのインタビューでウディ自身は本作を気に入ってないって言ってた気がするけど、僕はこれ大好き。

催眠が解けたのに…てのは実にティピカルだけど、オチとしてはコレ以上のものはきっとないよね。