健一

西部戦線異状なしの健一のレビュー・感想・評価

西部戦線異状なし(1930年製作の映画)
3.9
1930年 🇺🇸映画 モノクロ作品。

第3回🇺🇸アカデミー賞
最優秀作品賞
最優秀監督賞(ルイス・マイルストン)受賞

本作にてアカデミー作品賞受賞作全91本 全て鑑賞しました。
あぁ〜永かった。31年かかった。😅

スピルバーグが「プライベート ライアン」を製作する際に本作を意識して作ったと語っていたくらいに 本当に素晴らしい戦争映画。
いやっ 反戦映画です。

無垢のまま戦場に駆り出される20歳(ハタチ)にも満たない若者たち。
そこで育(はぐく)まれる友情、絆。そして一人、また一人と戦場に散ってゆく戦友たち。
なるほど!「プライベート ライアン」に似てるかも。

ラストもかなり衝撃的でいたたまれない気持ちになりました。

1930年の作品なので 第二次世界大戦開戦ごろに本作を鑑賞して実際に戦地に行ったアメリカ兵もいたのではないか?
そう考えるととても胸が苦しくなる。

平和な時代に生まれて良かった と 改めて思わせる そんな良作!
健一

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