Holly

西部戦線異状なしのHollyのレビュー・感想・評価

西部戦線異状なし(1930年製作の映画)
3.7
私的にはだいぶ満足できた作品。
アメリカの定評のために、アメリカの凄さを見せつけてくる映画だ、と学校の先生からききましたが全然そんなことなく。
個人的に戦争時代の映画に興味があったので観ることができたのと、第二次ではなく塹壕戦の激しい第一次というところ、すなわち数の少ない映画であったということも満足ポイント!!他の映画をチラッとみても、やっぱり第二次のときのほうが多い…
ドイツ兵の苦しみが伝わってきた。他の人の感想や評価でも書いてあったけど、リアリティ追求度がとにかくスゴいらしい!!私は戦争を知らないから、どれだけ忠実かは分かりません。でも、いまの私たちが、こういう映画を遠ざける必要はないな、と思った。それに「西部戦線異状なし」はもっともっと過激な表現があるのかと思っていたら、全然なかったし、むしろ人情や家族愛、当時のドイツの人々の倫理観にフォーカスされているところが良かったところ。 戦争時代とはいえ、本当に美しい作品だった。

シェルショックも出てきましたよ!

追加 ええ、86年前に作られたなんて想像ができない!
Holly

Holly