このレビューはネタバレを含みます
前半と後半で、
雰囲気が異なる感じを受ける。
前半は隊のメンバーそれぞれの
ひととなりが紹介されS・マックイーンも
その中の一人として登場時こそ
印象的だが、それ以上深掘りされないし、
それは他のメンバーも似たり寄ったり
の感がある。(脚本かなぁ)
夜戦に入った後半以降は、
いかに少人数で凌ぐかというところなど、
クールにリアリズムぽっい感じで淡々と
描かれ、呆気なく同僚が戦死して行く。
そのあたり、狙いなのか、
前半のキャラ説明も大して効いて
くるほどのこともなく
ホイホイ無情に斃れるあたりは、
『最前線物語』などを見ている
今となってはさすがに物足らないかな。
シーン自体が、
ほぼ数カ所で完結しており、
全体的に低予算映画だったのかなと
いう印象。(『荒野の7人』の後
なんだけど)