だい

メガゾーン23のだいのネタバレレビュー・内容・結末

メガゾーン23(1985年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

’80sロボットアニメ好きとして、
ずっっっっっと観たかったやつ!

メガゾーン23、アリオン、クラッシャージョウの3大観たい幻。

WOWOWでメガゾーン23放映!
っていう情報を偶然見つけて、
もうね、即契約だよね。そうだね、プロテインだね。


っていうか本格SFだった。

実は20世紀末の地球に生きているというのは偽りの意識で、
本当はその500年後の宇宙船の中で、
マザーコンピュータの制御の元にそう思い込まされているのだった…。

超 本 格 S F

正直、ロボットに変形する必要性を微塵も感じないけど、
きっとロボットじゃないとダメ層が一定数いるからなんだろう、そうなんだろう。

今だったら、
不要だろ!リアリティ無くなるだろ!
って叩かれそう。

まぁ、俺がここで叩いてるわけですし…


唐突な男女のまぐわいシーンとか必要なのかという疑問もありつつ、
省吾がいまいち緊迫感ないせいで、
中盤までふわふわした感じだったストーリーが、
智美が殺されてから一気に緊迫して急に面白くなるやつ。

マザーと人間とのせめぎ合い、
っていう意味では、
ボトムズとかデッドゾーン(サンソフト)を思い出すけど、
この時代そういう設定のSF多いのは何の影響なのかね?

とりあえずイヴの歌が劇中にたくさん流れるのは、
たぶんマクロスの影響。


中盤までの軽薄な感じがめっちゃ’80sぽくて、
逆にその頃の若者のカルチャーってのを知れるって意味では嫌いじゃない。
店名とか人名とか、実在のものがけっこう出てくるし、
省吾たちが観に行った映画がストリート・オブ・ファイヤーだったりで、
そういうとこのリアルさが良い。

欲を言うならキャラデザがもうちょっとリアル路線ならなぁ、くらい。
子供っぽく見えすぎてお伽噺感が拭えないんだなぁ。
だい

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