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戦場のメリークリスマスのBOBのレビュー・感想・評価

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)
3.0
大島渚監督が異色のキャストで手掛けた戦争ドラマ。

第二次世界大戦下。ジャワ山中にある日本軍捕虜収容所を舞台にした男たちの交流。

「メリー・クリスマス!メリー・クリスマス、ミスター・ロレンス!」

坂本龍一のテーマ曲が超有名な邦画の名作という認識で鑑賞。

、、、。
これは名作か、それとも迷作か。初めてヌーベル・バーグ作品を観た時のような衝撃。もし本作が名作だと言われていなければ、途中で鑑賞するのを辞めていたと思う。キャスティングの珍しさと音楽の素晴らしさは分かるが、個性的な?演技・演出、撮影・カメラワーク、ストーリー構成が自分には理解し難かった。これも独特の味わいということなのだろうか。

鑑賞後に考え直すと、バラバラだったエピソードが繋がってきて、テーマやメッセージは分かるような気もするが、、?

不気味な笑みを浮かべる北野武と、ハイビスカスを喰らうデヴィッド・ボウイが印象深い。

素直に感動できる日は来るのか。

96
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