1942年、戦時中のジャワ島の日本軍捕虜収容所での出来事を描いた作品。
戦時中の日本兵の横暴さ、異常さが色濃く描かれていて、それを冷ややかに見る捕虜達との対比で戦争の無意味さを訴えている様に感じた。
若かりしタケシとデビットボウイ、坂本龍一の存在感が抜群で、本業でもないのに凄い。(坂本龍一のメイクは今見るとどうかと思うが笑)
ロレンスの片言や日本語全般聞き取りにくいので、そこにも字幕を付けてくれよとも思ったが、ロレンスとタケシの友情、坂本龍一のほのかな恋心等、大事なとこは分かり易く描かれていたと思う。
終盤のまくり方と最後のタケシのセリフからの有名過ぎる曲のエンドロールは心にグッとくるものがあった。不思議な余韻の残る作品でした。