skm818

戦場のメリークリスマスのskm818のレビュー・感想・評価

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)
4.0
以前から見たいと思ってた作品。ヨノイの考えてることがよくわからんし、何故そこでいきなりジャックの回想入るのかもよくわからないんだが、幽霊が出てくるようなところ一つもないのに幻想的でなんかすごい。ボウイ美しいのう。
これローレンスなど一部の捕虜が原やヨノイと対等に話してるの不思議だったが、彼らの方がヨノイより年上だし階級上なんだな。捕虜になって自分より下の階級のものに怒鳴られたりする屈辱を何故耐え忍べるのか、日本人たちにはきっと不思議でたまらなかっただろう。お互い不気味な存在だったと思う。てか俺にももはやヨノイたちの思考回路ってよくわからんのだけど。
日本軍人として捕虜にひどいことをしている原もヨノイもまた人間であり、英雄と称えられるジャックも弟への負い目を持った人間だったということだよなあ。単純に戦争ひどいというような話ではないと思うんだがさ。ちょっとどういう感想が政治的な地雷踏まずに適切なのかわからんので感想書きにくい。
2時間で人の人生駆け抜けるような映画がたまにあるけど、これもその1つだと思う。
skm818

skm818