ながよし

戦場のメリークリスマスのながよしのレビュー・感想・評価

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)
4.0
数年前から戦争映画に魅了され、「クリスマスに見よう!」と思っていた作品。そんなにクリスマス感は無かった笑

いやー、しかし贅沢ですな…こんな傑作があって良いものか…
ほんとにグローバルな作品になってると思うよ。戦争という非言語的な行為の中、実地では肉体的な交流が行われてる。(いろんな意味で)

デヴィッド・ボウイも坂本龍一も顔面に心当たりなかったけど、ようやく覚えられたわ。いやーーデヴィッド・ボウイがイケメンってのは聞いたことあったけど、坂本龍一こんなにエロいんですか
うわーーーーアイドルーーーーー!!

本当にカマを掘ったのか?切腹騒動でうやむやになったような気がするけど、なんか分かる気がするんですよね…
剥き出しの命で孤独に戦う人々が、優しさを見せる瞬間に甘えるみたいな
更には異国間の、戦争という大規模で暴力的な国際交流ではなくて、捕虜との個人間で行われる初めての接触。ああ、敵といえど血の通う人間で、家族を残し孤独なんだ。と気づく瞬間。愛おしくなりますよ… 私は母性でそう感じるけど、男の人はその気持ちをどう表現するんだろう?

時代さえ違えば、友人にもなり得たし、またはその人の本質を知ることなくただ空港ですれ違うだけだったかもしれない。一生会わなかったかもね。

なんというか、生身の体で異国の人とぶつかりあった過去の男たちに魅了されてしまうんだよなあ…

戦争映画、学ぶところが多い。
ながよし

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