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ぜんぶ、フィデルのせいのbowcatのレビュー・感想・評価

ぜんぶ、フィデルのせい(2006年製作の映画)
4.0
アンナは9歳
好奇心旺盛で、
感受性が高い女の子。
なんでも質問して
なんでも吸収しちゃう。

スペイン系のお父さん
雑誌社で働くお母さん
小さな弟と4人暮らし。

ある日、お父さんの妹が
スペインからやってきて
いろんなことが様変わりする。

お父さんはチリの革命の援助に奔走
お母さんは中絶した女性の本を執筆

ナニーがキューバ人🇨🇺のときは
キューバから逃げ出したナニーに
髭のある革命家は共産主義者と聞かされ

ナニーがギリシャ人🇬🇷のときは
ギリシア神話の神々の話を聞き

ナニーがベトナム人🇻🇳のときは
カエルの雨乞いから団結を知る

アンナはいろんな立場の大人から
違う考え方、価値観を聞いては、
頭の中で渦巻いて🌀考えから
いろんなことを発見していく。

素直な故になせるワザ。


70年代の社会がどうのとか
レビューしてる方の見方は
間違いではないけど、
本質じゃないのでは?

もっと子供の気持ち、
アンナになって観ると
とっても興味深い映画です。


アンナ役ニナ・ケルヴェルの
鋭い眼差しと、ムッとした顔が可愛い

お母さんのジュリー・ドパルデューは
ジェラール・ドパルデューの娘さん。

※フィデルとは、カストロのこと
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