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火を噴く惑星のsonozyのレビュー・感想・評価

火を噴く惑星(1962年製作の映画)
3.5
1962年のソ連のSF。
なんとなくチープな仕上がりを予想してましたが、意外に?ちゃんとしてました。

金星探査に向かった有人宇宙船の物語。
シリウス、ヴェガ、カペラの3機は金星に近付いていたが、カペラは巨大隕石と衝突し爆発・消滅。
想定外の事態だが、シリウス、ヴェガの乗組員6名とロボットのジョンは金星上陸を決める。

唯一の女性隊員は連絡/支援係としてヴェガで待機。
先発の2人とロボットのジョンは予定地点より離れた場所に不時着してしまう。
後発の3人は無事着陸し、巨大な肉食植物や、ミニゴジラ風の爬虫類、恐竜(翼手竜)らに対処しながら先発隊を探す。。

敬語しか反応しない(笑)アメリカ製ロボットのジョンや、宇宙服や水陸両用(水も潜れちゃう)ホバーカーのデザイン、イケてます。
海や火山など、金星というより、地球の恐竜時代な感じだったり、ツッコミどころもちょいちょいありますが、知的生命体の存在の匂わせ方など、なかなかよく出来ていて、カルト的人気というのも納得です。
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