LEE

デス・トランスのLEEのレビュー・感想・評価

デス・トランス(2005年製作の映画)
3.4
RE:BORNのタッグが贈る一本!
これが中々クセの強い作品に仕上がっていた……笑


舞台となる世界は基本的には和のデザインで成立しているものの銃やバイクが出てきたりと独特な世界観が構築されている
大体映画の中は森の中で進行し、予算があんまりないのかなとはうっすら思ったものの色調を変えたり衣服のデザインに工夫を凝らしたりと頑張っていて個人的にはとても面白い空間になっていたと思った
ストーリーは正直いくら工夫しているとはいえ予算に対してスケールがデカすぎる&既視感があるような気がした
もう少し小さなお話でもよかったように思う


アクションは基本的には剣術アクションなのだがさっき述べたようになんでもありな世界観のためとてもカオスで面白いものに仕上がっていた
イップマンより俺の方が先だと言わんばかりの坂口拓の連続パンチもいい感じ
でもラストらへんのバトルは敵が攻撃的でなかったり(結界のシーン)ラスボスとの戦いがエモーションな感じになりすぎていたりとアクションに関しては尻すぼみな印象を受けた


創意工夫が色々な部分に見られるが全体としてみると今ひとつ足りない惜しい一本
セガールの息子が出ているのにも要注目
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