どなべ

民衆の敵のどなべのレビュー・感想・評価

民衆の敵(1931年製作の映画)
4.0
少年2人がギャングとして成り上がる話
同時代のシカゴのギャング映画は「暗黒街の顔役」が今思いつくが、あっちはギャングの恐ろしさをそのまま伝えたような印象であるのに対し、こちらは少年2人がギャングにならなければならない社会のシステムや復讐の虚しさに目を向けていると思った
命乞いのシーンとかラストは印象的だし、ロケも多くて良かったな
主演はジョーペシをもっと人相悪くしたような顔で、狂犬って感じがした
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