torisan

民衆の敵のtorisanのレビュー・感想・評価

民衆の敵(1931年製作の映画)
3.6
ガチ禁酒法時代のギャング映画の古典。

街のゴロツキ少年が裏社会色に染まっていく映画の、きっと走りの一つなんですかね。

ジェームズ・キャグニーというギャング映画スターの存在を初めて知りました。小柄で早口で捲し立てる、少しニヒルなギャング像は、ジョー・ペシとか、そういう迫力を感じさせるものがありました。

こういう人達にフォーカスしてエンタメ化するのって、当時的にナイーブだったのかな、冒頭からの「美化してるわけじゃないです」エクスキューズが印象的でした笑
torisan

torisan