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ディア・ハンターの380のネタバレレビュー・内容・結末

ディア・ハンター(1978年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

ベトナム戦争が1975年迄。
この作品は1978年のアカデミー賞作品賞を受賞しています。

ベトナム戦争の映画は、後にジゴ黙とかプラトーンとかFMジャケットとかカジュアリティーズofWarとかハンバーガーヒルとか沢山作られますがこの作品が先陣を切った形なんですね。

メリル・ストリープの映画デビュー2作目で、1作目は小さい役だったみたいなのでこれは貴重です。

子供の頃はベトナム戦争の映画って多いなあ…と思ってました。これも◯曜洋画劇場で観た筈なんですが、今もその時もやっぱり苦手で良く覚えてない、と言うか評価される点が良くわからなくて観直さなきゃと思っていて、再チャレンジしました。

苦手な点としては先ず…

映画の造りとして、地元の良い友達たち、って思わせてくれなきゃいけない筈なのに、全然好感が持てないんです。下品だし酔っ払いだし鹿とか殺すし。アメリカの田舎の教養が有る感じじゃないオッサン特有のウザさ。良い所もチョイチョイ有るんですが…
それらを長々見せられるから余計ウンザリして来るんです。結婚式に1時間ぐらい費やしてません?それとか固定したカメラで、オシッコしてる内にふざけて車出して友達置いてっちゃう。で戻る。又行っちゃう。で又戻る…をやりとりそのまんまの時間の長さで見せて来るんですが

長い!

そうゆう仲なんですよ、ってゆうのを
要約して見せるのが
映画ってものかなと思うんですよね。
一部始終見せんなやと思います。

でいきなり捕虜になってる。
ベトナム戦争の厳しさ悲惨さ熾烈さとそれによって精神にダメージを負ったという経過はあんまり見せないんです。まあ手短なのは賛成ですし、無理矢理ロシアン・ルーレット体験ならほんのちょっとでもクルクルパーんなっちゃいそうですから…まあ良いとします。

更に納得行かない点。
助けに迎えに行っといてなんで又一緒になってロシアンしてるかね!って
かなり憤りました。
そこは、彼ら、もう
そうなっちゃったんでしょうね。
クルクルパーに。

そんな風にさせちゃったんですよ、ベトナム戦争って。嫌ですね。
ってゆう映画って事にしておこうと思います。

最初、
彼等をおかしくしたのは
ベトナム戦争じゃなくてロシアン・ルーレットじゃん。
って思ったんですね。
だからベトナム戦争悲惨、ってゆう映画だってゆうけど違くない?と。

ロシアン・ルーレットが、ベトナムで捕虜になった米兵がすんごくされた事、なのであれば納得行くんですが、別にそんな事なかったらしいんです。
捕虜にロシアン・ルーレットさせる、って所は創作なんだそうです。

だからなんつーか
そんぐらい命を粗末にする・軽く扱われるっていけないんですよ。戦争って、特にベトナム戦争って、だからみんなクルクルパーんなっちゃったんですよみたいな
モチーフ的な感じ?なんですかね。
シカと同じような感じに。

グッと来る点が有るとしたら
クリストファー・ウォーケン演じるニックのパーソナリティーかな。

木とか山とか好きだったのに
クルクルパーんなっちゃった😩

木とか山とか好きだったり
そうゆうタイプだから余計に
クルクルパーんなっちゃった😩


一撃でバーンと行っちゃったウォーケンの頭を
デニーロがすんごいシェイクするもんだから
凄いハラハラした。
いやもうどうせ死にますけども
嫁奪うからトドメかな…
だとか
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