えび

ディア・ハンターのえびのレビュー・感想・評価

ディア・ハンター(1978年製作の映画)
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あまりにもショックで言葉が見つからない。
バーの常連さんが観なよって勧めてくれたけど、軽い気持ちでは絶対に観ちゃだめ。
1発だけ弾丸の入ったピストルを自らのこめかみに当て引き金を引く。
こちらまでおかしくなりそうだった。
戦闘シーンはほとんどないのに、こんなに心をえぐられる。

冒頭の結婚式&壮行会シーンは冗長すぎる…?と思うけどこの長尺がすごく大事なんだと終盤にかけて気付かされます。
幼なじみの仲間たちとわいわい、いつまでもバカやろうぜ、そんな雰囲気を感じます。
明日からは軍に入隊する、国のためにと希望に溢れた壮行会。
戦争から戻ってきたら結婚しようとクリストファー・ウォーケン演じるニックとメリル・ストリープ演じるリンダ。
間違いなく全員にとって人生の絶頂の日だったのではないでしょうか。

希望が絶望に変わった戦争、そして復員しても苦しめられるトラウマ。
苦悩を他方から見事に描き切った傑作だと思いました。

ベトナム戦争のこともっと知りたいな。