そろそろ

ディア・ハンターのそろそろのネタバレレビュー・内容・結末

ディア・ハンター(1978年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

オープニングの曲でもううるうるした。作った人すごい。
冗長とも思える前半の平和な日常。しかし戦場で死線を潜り抜け、仲間と散り散りになり主人公だけ故郷に戻ってきた時、あの日常にはもう二度と戻れないのだと気付く。
主人公マイケルが想いを寄せる女性リンダとの再会を喜ぶも、そのリンダと親友のニックが恋仲であることから距離を縮めるのをためらう。紳士なデニーロ。前半全裸で公道走り回ってたけど。
再度ベトナムに向かいニックと再会する。この時のクリストファーウォーケンの顔が凄い。デニーロを見ているようで全く見ていない、空虚そのものの目。
人は死ぬのを怖がっていると死にたくなる、とビートたけし(だったか)が言っていたようにニックもその狂気に取り憑かれてしまっていた。あの時マイケルの呼びかけに気付いていれば。
前半の、ビリヤード場で男達がcan't take my eyes off youを歌うシーンがとても好きだ。
そろそろ

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