ディア・ハンターの作品情報・感想・評価

「ディア・ハンター」に投稿された感想・評価

えび

えびの感想・評価

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あまりにもショックで言葉が見つからない。
バーの常連さんが観なよって勧めてくれたけど、軽い気持ちでは絶対に観ちゃだめ。
1発だけ弾丸の入ったピストルを自らのこめかみに当て引き金を引く。
こちらまでおかしくなりそうだった。
戦闘シーンはほとんどないのに、こんなに心をえぐられる。

冒頭の結婚式&壮行会シーンは冗長すぎる…?と思うけどこの長尺がすごく大事なんだと終盤にかけて気付かされます。
幼なじみの仲間たちとわいわい、いつまでもバカやろうぜ、そんな雰囲気を感じます。
明日からは軍に入隊する、国のためにと希望に溢れた壮行会。
戦争から戻ってきたら結婚しようとクリストファー・ウォーケン演じるニックとメリル・ストリープ演じるリンダ。
間違いなく全員にとって人生の絶頂の日だったのではないでしょうか。

希望が絶望に変わった戦争、そして復員しても苦しめられるトラウマ。
苦悩を他方から見事に描き切った傑作だと思いました。

ベトナム戦争のこともっと知りたいな。
映画館で。4Kデジタル修復版。
初めて観た。
ロバート・デ・ニーロ 若い。そして名作。
昔の映画って奥が深い…
syu

syuの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

戦争の悲惨さを感じました。
今まで見た映画のリストを作っています。レビューは後で記述します。
KnI

KnIの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

-2019/03/12-
4Kリストアという事で久し振りの鑑賞。
噂通りRobert De Niro の目の充血っぷりを確認できた。そして2回目でもやはり辛い。ロシアンルーレットは相変わらず身体が強張る。
戦争を知らない世代だからこそ、知らなきゃいけない事がある。
毛糸のセーターのように簡単には修正できない。

-2015/11/18-
戦争は人を変える
戦争は何もかもを変えた

ロシアンルーレットでの緊張感は半端ではなかった。
また、かつてのように笑いあえる日が来るのを願うばかり。
No.635[神はアメリカを守りきれなかった] 88点

God bless America, land that I love
Stand beside her and guide her
Through the night with a light from above
From the mountains to the prairies
To the oceans white with foam
God bless America, my home sweet home
God bless America, my home sweet home
ラストの”ゴッド・ブレス・アメリカ”を歌うシーンは本当に恐ろしさを感じます。このラストのシーンによってこの映画の訴えかけている様々な主題を1つに結束していると思います。

あぁダメだ。最悪だ。。こんな真面目な映画なのにクリストファー・ウォーケンを見ると「パルプ・フィクション」のケツの穴に眠っていた腕時計の下りを思い出してしまう。。。(笑)
Semb

Sembの感想・評価

4.6
これは70年代の最高傑作のひとつ!!

こんな画面に釘付けになったのは久しぶりだ。ベトナム戦時中、主人公マイケル(デニーロ)と友人ニック(ウォーケン)、スティーブン(サヴェージ)が捕虜として囚われ、敵の娯楽(ロシアンルーレット)として屈辱と恐怖の死を突きつけられる場面の吸引力よ!!スティーブンは死の恐怖に呑まれ、ニックは屈辱と絶望に顔を歪め、マイケルはただひとり人外の胆力で生き延びる術を求める。

この場面が私たちの目を離さないのは、前半1時間にわたるアメリカ地元でのゆるゆる友情パートを我々が知っているからだ。酒飲んで馬鹿騒ぎ、鹿狩り、そして幸せの絶頂の権化として結婚パーティを描く。日常アニメかよ。

しかしどうだ。帰国してからのマイケルはもう二度と元の世界に戻れない。凄惨な記憶が町の人々と彼を隔てる壁を創り出していた。スティーブンは両脚を失い、妻とは疎遠になった。そしてニックはなおサイゴンでロシアンルーレットのプレイヤーとして金と麻薬漬けになっていた。また、帰ってきたマイケルに寄り添えないリンダ(メリル・ストリープ)の存在も悲哀を掻き立てる...。

結末も侘しく寂しい。前半で頼もしく親分肌で、粗野だけど愛情があるデニーロの演技を観ていると、ニックの最期を看取る瞬間の刻まれた皺の切ないこと!!

この怪作を作り上げた監督はマイケル・チミノ。もっと傑作を生み出して欲しかった。ヴィルモス・スグムンドは「未知との遭遇('77)」でも斬新な映像を提案した撮影監督。音楽はスタンリー・マイヤーズ。帰郷したマイケルが素直に帰れずにモーテルに泊まってうなだれるシーンで爪弾かれる本作のテーマ(ジョン・ウィリアムス、ギター奏者の方)は効く。効きすぎ。プロダクションデザインも調べたいベトナムのセットとかはすごい。ミシシッピというバーの2階の退廃的な場末感の表現など、細部へのこだわりが見て取れる。

心奪われた598本目。
86junk

86junkの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

4Kリマスター

戦争の非道さの影響。元の自分には戻れない。
完全に闇に落ちたウォーケンとの再会は、見てて必死な気持ちになった。早く助けないと。

混沌とした気持ちになるけど良い映画。
こんな話だとは思わなかった……4K修復版リバイバル上映を劇場で鑑賞。事前にいっさい知識を入れず見たので「デニーロ?!ウォーケン?!メリル?!みんな若い!!」と衝撃。というかベトナム戦争の話だったのか。

長尺の映画は苦手なのだけど作品固有のリズムがあって最後まで見ていられる。こんなのよく撮ったな……という場面が多かった。
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