ピュンピュン丸

喜劇 団体列車のピュンピュン丸のレビュー・感想・評価

喜劇 団体列車(1967年製作の映画)
3.9
土佐の高知の~♪ 前作で、もし寅さんがカタギならこんな感じと書いたが、本作では設定が独身ということもあり、さらに寅さん色が強くなっている。笑いのツボも似通っている。こちらはフラれてもゴールインするが・・・。

お母さん役がミヤコ蝶々では、まるで寅さん。お見合いあるも、うら若き後家さん(佐久間良子)に恋心を抱き、お寺に行って、笠智衆が出てきたときには、思わずもんどりうったが、さすがに御前様ではなく、お見合い相手のお父さんだった。(笑)

勤続40年で助役にもなれすにロープウェイの駅長をしている先輩職員(笠智衆)をこバカにした同僚を、山川彦一(渥美清)が諌めたシーンでは思わず目頭が熱くなった。ウルッ これぞ、日本人の勤労精神と道徳観である。

温泉にワニは最高‼️😁
渥美清の赤ちゃんは双子なので、キモさが倍増。これは減点。普通に赤ちゃん用意してよ。😃

このシリーズも、寅さん同様続けてほしかった。こっちのが好きかも。