幼い頃に両親が離婚し双子であることを知らずに育った11歳の女の子たちが、サマーキャンプで出会った事をきっかけに、入れ替わってお互いの家に帰る。そして両親の復縁プランを決行するというハートフルな作品です‼︎
そばかすも多く笑顔溢れる主演のリンジー・ローハンがとても可愛い双子を演じます。
カリフォルニアでワイナリーを経営する父のもとで素直に育ったハリー。
ロンドンでデザイナーとして成功し活躍する母のお嬢様として暮らすアニー。
はじめはイタズラいっぱいにサマーキャンプでいがみ合ってた2人は早々に意気投合‼︎お互いの存在を理解すると入れ替わり作戦を決心‼︎
互いの家に行ってもバレないようあらゆる情報交換を重ね、キャンプ終了後ついに互いの家に向かい、ハリーはママと…アニーはパパと、実質初めての出会いを果たします。
いろんなトラブルやピンチをしのぎ、11年ぶりの仲直りを果たせるかちょっとハラハラドキドキの展開が楽しいです。
時には健気なリンジーのローハンの振る舞いにウルウルしてしまいました、、
なぜなら、、普通に考えて11歳の女の子がお互いを双子の姉妹と知ったら一緒に居たいに決まってるし、出来れば両親仲良くしてもらって一緒に暮らしたいと当然願うこと。
そんな気持ちで懸命に悪巧みをしてると思うと泣けてしまいます(/ _ ; )
ちなみにママの執事マーティンは最高‼️
パパの家政婦さんチェシーも欠かせない存在(^-^)
いい役割を果たしてくれます。
ジャケ写の雰囲気が伝わり過ぎですが、それでも素直にほっこりできる映画でした。
《補足》
エーリッヒ・ケストナー（ドイツ）作の児童文学「ふたりのロッテ」が原作の映画
ケストナーさんはユダヤ人の血を引くドイツ人で、ナチスが政権を取ったあと隠れるように書いた作品のようです。
また、この作品の数年後にママ役のナターシャ・リチャードソンさんはスキー事故が原因で亡くなっているようです…残念です。
