らもちー

ノッティングヒルの恋人のらもちーのネタバレレビュー・内容・結末

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

全体的に温かくて好きな空気感の映画だった。み終わったあとは幸福感に包まれた。スパイクがちょっとお馬鹿なんだけど憎めない感じのキャラクターですごくよかった。主人公の気の良さみたいなものが応援したくなる気持ちを押し上げている気がする。夜の庭に忍び込んで2人だけで楽しむシーンは今では色々な映画やドラマでパクられてる気がする。書店員という設定が映画の温かい雰囲気に合っていて良かった。住む世界の違う2人が偶然出会い愛し合うみたいな話。


書店を営むタッカーはバツイチ。元妻は浮気の果てに駆け落ちして家を去り、タッカーは今スパイクという少し頭の弱い男友達と暮らしている。ある日、タッカーの店に有名女優のアナが訪れる。


美人女優のアナが書店で買い物して去った後タッカーは浮つきながらご飯を買いに行くがその帰りに彼女と街角でぶつかり服を汚してしまう。タッカーは謝り自宅で彼女にシャワーを貸す。シャワーを浴び終えた彼女は帰る間際、突然タッカーにキスしてしまう。タッカーは興奮のなか数日過ぎ、ある日スパイクから彼宛に電話があったことを告げられ電話すると彼女が会いたいとのことだった。向かった先は2人きりのデートではなく、映画のインタビュー会場で彼は咄嗟に記者になりきり彼女に質問しつつ夜にも会う約束をする。その日は妹の誕生日パーティでアナも同席するのだった。その帰り道、2人で閉鎖されてる庭園に忍び込みロマンチックなひと時を過ごす(このシーンすごく好き)。後日また彼女とデートし帰り際彼女の部屋にお呼ばれするがそこには彼女の恋人がいてタッカーは咄嗟にルームサービスを装い彼女に別れを告げその場をあとにする(タッカーの人の良さが出ていると感じるシーン)。傷心のある日、家に彼女がやってくる。なんでも、ポルノ写真を売られてマスコミに追われており行き場がないという。その晩タッカーとアナは結ばれる(スパイクのセリフがなんかいい)。


翌朝ドアの前にはマスコミが殺到、彼女はパニックの中彼にひどいことを言い去ってしまう。再び傷心のタッカーはその後何人かの女性と会うが、元々恋多きタイプでもない彼はイマイチ気持ちが乗らない。そんな中彼女が近くで撮影してる話を聞きそこへ乗り込む。しかしタッカーは彼女が彼のことを「昔の人」と人に話してるのを聞いてしまい落ち込んでその場を去る。翌日アナはタッカーの書店に来て交際を迫るがすっかり落ち込むタッカーは彼女を振ってしまう。でもやっぱり好きなので友人に助けられ彼女の元へ向かう。(スパイクが大バカだなというのはかなりいい)


彼女は記者会見中だった。記者として乗り込み質問のフリをして彼女に想いを伝える。結婚、妊娠。最高!END
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