加藤亜季子

ノッティングヒルの恋人の加藤亜季子のレビュー・感想・評価

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)
3.4
昔大好きだったノッティングヒルの恋人。
思い立って久しぶりに見てみたら、ベースとても良いけど、でもめっちゃくちゃ良いわけでもなく…

ジュリアロバーツこんなひどい女だったっけってまず思いました。美しさと自由さ以外にそんなに魅力はない。あの優しい彼なら、もっと他に素敵な人がいるんじゃないかって思っちゃう…

そしてヒューグラント、イケメンだけど、こんな情けない感じだったっけ?
ものすごく言葉悪く言うなら、めちゃくちゃ優しい人ってあまりsmart, wiseではない場合が多いよねの典型例。だって頭の良い人だったら、彼女を選ばないと思う。
グレゴリーペックだったら選んでないよねきっと。リチャードギアも選ばない。

というような個々のキャラクターは思ってたよりも魅力的ではなかった。でもそれを包む大枠がすごく羨ましくて惹かれるシチュエーションだから、見たくなる。
街角でぶつかって、国も立場も超えて恋に落ちる。ロマンチックで映画らしくて素敵だと思います。
けれどもまあ、ローマの休日には遠く及ばないね。なぜならやっぱり恋人たちの選択に表れる賢さが全然違うから。
まあ、スターとの恋っていうのは永遠の憧れだけど。

ヒューグラントはブリジットジョーンズのようなこなれた信用ならないキャラの方が好きです。
でもあのシャツの着方は良い。

そう言えば昔、母親にノッティングヒル良いよね!!と話してた時、同居人のイギリス人が我慢ならないと言ってたのを思い出した。笑

スターの元カレ役にアレックボールドウィンが出てきたのには「おお!」ってなりました。
ちょうど1つ前のアリーにもカメオ出演してたから、まさかの2本連続一瞬出演w


スペイン行きの飛行機の中