RYUYA

狂った果実のRYUYAのレビュー・感想・評価

狂った果実(1956年製作の映画)
3.5
逗子にバンバンバカンスにきた兄弟。駅で見かけた美女に一目惚れし地道にアタックするチェリーな弟を横目に、彼女を奪いに行くチャラいお兄ちゃんの行く末。

内容は大したことないが、その隙間を埋める独自の美感覚こそが中平康が生み出した新しい波であり、作家性なんだよな。
それを観る価値はあり。
俺だけだろうな、イージーライダーみたいな映画だと思ってるのは。
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