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8 Mileのごはんのレビュー・感想・評価

8 Mile(2002年製作の映画)
3.7
 1995年、凋落した都市デトロイト。プレスで働く主人公の青年ラビットは、呑んだくれで男におぼれる母と、まだ幼い妹とともにトレーラーハウスでギリギリの生活していた。彼を支えるのは、得意なはずのラップ。いつか成功し、貧困や犯罪とは縁のない8マイル先の地へ行くことを夢見ていた。しかし、MCバトルで声が出ず無様に敗北してしまう・・・


 英語わからんのに感想もなにも書けないですが、いつか、ラップって別々の言葉の「韻」と「意味」の因数分解なんだよな、と解釈して(そうですよね?)。なんでインテリが多いのか、そのときになって納得した。頭グルグル回して叩きつける以上、ただの悪口ではなくコミュニケーションのひとつの形で(イギリスのアイロニーのようなもの?)、四六時中考えていれば世界観を広げていけるよなと。

 そう思えた、一番印象深かったのは、ある日常のシーン(会話だからラップのシーンに比べて字幕が意味を汲み取れてるってだけなんでしょうけど)。エミネムがともだちの車で朝勤に送られ、降りるときにふっと話しかけたこの問いと、それへの返し。

 エミネム「なあ、夢はいつまでに諦めるべきだと思う?」
 ともだち「まだ朝の7時半だぜ?」

 ともだちの人(この人もリリック書いてラップやる人なんだが)すごすぎると思った。宇多丸の映画の見方も、ラップやってる人のそれだよなあと勝手に思ってます。

 あと、最後のほうのファルコンがかわいそうだった