ヒップホップに興味があり
ここのところいくつか観ている。
『ダンス・レボリューション』は
上っ面だけだったが
『ストレイト・アウタ・コンプト』は
コアで良かった。
この作品は上の2つと違って
白人のヒップホップ。
でも肌の色は関係なく
ヒップホップは生活苦や差別や社会への
怒りや叫びという点では黒人だけのものではない。
そのことを教えてくれる。
冒頭ラップバトルで何も言えず
一人バスに乗るニット帽の主人公が
印象的
母親が息子に言う。
「グレッグ（彼）と問題が」
「立ち退きの件？」
「いいえ」
「保険金がパー？」
「いいえ、ちゃんとはいるわ。セックスのこと」
「聞きたくない」
「彼とのセックスは最高よ。
でも彼…」
「聞きたくないよ！」
「クンニしないの！」
「母さん！」
強烈。いい息子なんだよねえ
最後いろんなことが少し好転してきて
少しホッとした。
友達がみんないいやつ。
ラスト、主人公が
「仕事がある」って
浮かれないで仕事に戻って行く所、
その後ろ姿は特に良かった
個人的な話になるが
ヒップホップダンスをした後
エアロビクスダンスをすると
苦味というか渋みを求めたくなる。
ヘルシーなだけのエアロビやってて時より
ダンスに幅が拡がった、というか
じんせいをも含めて
深まった気がして、嬉しい
僕のヒップホップのイメージは
「クールな不良」かな。
スノボの国母とか平野歩夢とか
そんな匂いがする
