8 Mileのゆうじのレビュー・感想・評価

トレーラー暮らし 依存症の母親 工場労働 溜まり場の友達はありもしない夢を語るだけで現実なんて見ていない
空は灰色でどこにも行けない閉塞感に包まれる
地元なんてどこも同じ 日本でもデトロイトでも

それは見たくなくても認めたくなくても自分のアイデンティティとしてついてくる
金がない 育ちも悪い だったら全部ラップで武器にする

そんな逆転と開きなおりが自分のバックグラウンドへのコンプレックスとも重なって すごく好きな映画 何回も観たし何回も観たい