がく

魔女の宅急便のがくのレビュー・感想・評価

魔女の宅急便(1989年製作の映画)
3.6
「落ち込むこともあるけれど、私、この町が好きです。」
住むところも接する人も、何もかも初めてだったコリコの街での日々。最初は失敗ばかりだったキキが、宅急便という仕事を通じて少しずつ自立していく。これは、様々な困難を乗り越え成長したキキが両親に向けて書いた手紙の一節である。
おてんばで、おっちょこちょいで、決して器用とはいえない女の子が、笑顔を振りまきながら懸命に仕事に励む。その姿はとても健気で、つい応援したくなる。ストーリーはいたって平凡。しかしとても素敵な作品である。
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