魔女の宅急便のネタバレレビュー・内容・結末

「魔女の宅急便」に投稿されたネタバレ・内容・結末

キキの生活にとにかく憧れた。
キキが飛べなくなって土手みたいなとこで練習するシーンが好き。
観るたびに、子供から大人になっていく過程で失ってしまうのものは多いんだな、って切なくなる。
成長ってそういうものだし肯定的に描いてくれてるけど、ジジと話せなくなっちゃうのはかなりくる。
・小中学生の頃にまぁ普通にテレビとかで観たことあって薄ら覚えで、2018に再びテレビで観たけど、あれ意外とこんなんだっけそんな面白くないな、と感想。
・魔女になるため一人暮らし、パン屋さん居候、宅急便屋さんする、失敗ありつつ成功していく、1人前に。的な流れ。
・ハリー好きとしてはやっぱ魔法面を見たくなる。これは魔法映画じゃなく小娘成長映画。
もう魔法は戻らない…
なんて悲しく切ない物語…

もう…恐らくは誰も文句のない名作なのは分かります。
褒めたくなる要素ばかり山ほどあります。

子供の頃…パンダコパンダとコナンで宮崎駿の洗礼を受けて以来…リアルタイムで彼の作品を追ってきたおれにとってこの「魔女の宅急便」はおれを混乱させ衝撃を与えたのでした。

この名作を前にこいつは何を言ってるんだ?…と思われるかも知れませんが…おれには意味がわからなかったんです…

宮崎駿の劇場用長編アニメと言えば…古い順に…
「カリオストロの城」
「風の谷のナウシカ」
「天空の城ラピュタ」
「となりのトトロ」

ここまで…文句なし!全て完璧なマスターピース…ある意味…宮崎駿はここまでで完成している…とさえおれは思ってました。もうこれ以上の傑作が作れるはずがない…
それぐらいのクオリティの傑作が続いたのです。

この「魔女の宅急便」…とにかく絵や音楽の完成度は素晴らしいです。
キキという名の新米魔女と相棒の黒猫ジジ…
二人が住むことにするあの町!そこのパン屋夫妻…
そして始める宅急便のお仕事…淡い恋…

なーんて素晴らしいんだとワクワク観てると…

突然…なぜかキキの魔法力が弱くなる!
もちろん色々理由は考えつく…
恋をしたから?一種の処女性の喪失が魔力の低下に?

飛べなくなったり大切な箒が折れちゃうことより…何よりおれがショックを受けたのはジジの言葉が聞こえなくなったことでした!
「にゃあ」って💦
同じく黒猫を飼ってたおれにはこれがショックでした…

そしてここから物語は一気に陰鬱となりクライマックスの飛行船の事故…
魔力が弱くなったキキの必死の救助…デッキブラシ…

このクライマックスを見ながらおれが考えていたのはただひとつ…
映画のラストに魔法は甦るんだ…そして…ジジの言葉が帰ってくる…
あの懐かしい生意気な言い方で…「キキ…やったじゃん」
おれはここで号泣する予定でした。

最後に見事にトンボを救って大歓声の中…やっぱりジジが現れます。
きたきた~

「にゃあ」

このときのおれのショック…分かりますか?
なぜジジは喋らない?
魔法は戻らなかったのだ…永遠に失われた…
そんな弱い魔法の力でもキキは奇跡を起こしたのだ!
素晴らしい!?

映画のエンドロール…いつもの宮崎アニメのようにキキたちの「その後」が語られます。 パン屋には赤ん坊が生まれ…ジジも隣の白猫と結ばれキキも楽しく暮らしていく…一見素晴らしいハッピーエンドなのですがとうとう最後までジジはしゃべりませんでした…

おれは確かに宮崎駿のメッセージを受けとりました。

泥棒が少女の心を盗み…巨大な虫が心を開き…空飛ぶ城は破滅の言葉でも破滅することなくどこまでも飛んでいく…そんな幸せな魔法の時代は終わったのだよ…お前は永遠に魔法が失われたこの世界でこれからも生きていかなければならない…

なんて切なく悲しい宮崎アニメの方向転換だったことか…それはその後の作品群を見れば明らかです。

蛇足ですが…宮崎アニメのタイトルが全て「の」で繋がれる意味はあるの?
誰か知ってますか?

カリオストロの…風の谷の…天空の…となりの…魔女の…紅の…ものの…千と千尋の…ハウルの…崖の上の…

そしてついに「の」の呪縛から解き放たれた「風立ちぬ」…

宮崎駿の謎多き…😁💦
途中魔法が使えなくなったのはなぜ?
最後魔法が戻ったのにジジは依然ネコのままなのはなぜ?
それ魔女の宅急便くらいみたことあるはってななんかに使いたい
ジジかわええ
ジジってほんとは喋れなかったらしい。けどキキが勝手に妄想で話してる風に思いこんでたんだと。

ジジが喋れなくなった→キキが大人になったということ

っていうのを教えてもらった時、震え上がっておどろいたわ
 13歳になったら1人で生活する修行の旅に出た魔女の新生活の話。

 天気が良い満月の日に旅立つ主人公。ユーミンの主題歌が流れる中の海の見える街。ここからのワクワク感ったらないです。飛行シーンの高揚感。
 ディテールの細かさに小さなエピソードの積み重ねで見せていく展開。

 映画のほとんどは新しい街にやってきて、衣食住を何とか確保して落ち着いていくまででとりたてて大きな事件はクライマックスまでないけども。宅急便の仕事で出会う人たちや失敗なんかで引っ張っててくれる面白さ。
 でてくる人たちに悪人がいなくてみんなが善人だので誰も傷つかないのが、この映画の清涼感いっぱいさを倍増させていました。

 ただ魔法が使えないスランプに入るのがいきなりだったり、魔法にスランプってあるんだと戸惑うという。流れが不自然じゃないから違和感は少しだけですけど。
 あとは主人公の障害が全部、突風とかの偶発的事件なのも気にならなくはないかなー。とか思わなくはないです。

 けれど黒猫飼いたくなるし、この町が大好きになれる映画でした。
怒ったり、笑ったり、泣いたり、コロコロと表情の変わるキキがとても可愛い。
大冒険があるわけではないけれど、ほっこり温かい気持ちになり、人と人の繋がりや温かさを知れる映画だと思う。
小さい頃は、この映画から考えさせられることがたくさんあったかぁ。
10代前半で家をでるキキ。
きめた!私今日たつことにきめたの!

キキと同い年くらいのこに観てほしい!

勇気、人との繋がり、恋色々と詰まっている映画だと思う。
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