KaNa

魅せられてのKaNaのネタバレレビュー・内容・結末

魅せられて(1996年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

絵画すぎた

途中で兄弟がルーシーの話しながら車内で意味不明の音を発してる狂気的なシーンと、ロン毛男どもの謎の踊りと吊るされるやつが意味わかんなすぎて好き

家族の謎とかはわりかしどうでも良かったけど、オリーブの葉が禁断の果実的な位置付けで、母はそれを食べて犯され孕ってしまうけど、食べたルーシーが留まったのは、詩人の母のジョークだったんじゃないのかな、と思う
母は、別に何を食べるわけでもなく犯され、りんごのことを土地柄のオリーブに置き換えたんじゃないのかな、と思った
地元の人もまずすぎて食べたことないって言ってるし

スティービーワンダーのsuperstitionとかも意味ありげだし、結局は大体迷信で、他の穢れた大人たちのホラに惑わされてないで真の愛を見つけてね、って話なんだと勝手に解釈した

キスする勇気が出なくて泣いちゃう10代なんてあるんだと思いつつ、イタリアらしい恋おおき人間関係、情愛、性愛とかの描写は面白かったし穢れてるわけではないけど、ルーシーの生娘さがより際立ってたな

彫刻家が父ということは果たしてアレックスは何者?
発言も見た目も仙人だった
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