yuki

16歳の合衆国のyukiのレビュー・感想・評価

16歳の合衆国(2002年製作の映画)
3.2
彼女の弟(知的障害者)を殺した主人公リーランドと、その家族や被害者家族、更正施設の教官パールを描くシリアスな作品。

ブレイク前のライアン・ゴズリングが繊細で何かを抱えてそうな、人生の傍観者となっているリーランドを好演。

「少年は残酷な〜」を観たらこれをふいに思い出した。
こっちはこっちでモヤモヤが残るし、改めて観るとやや退屈に感じた。
時間軸をいじり、各キャラクターを描いているのでそれがどういう結末に向かうのかを楽しめるのだけど、それが逆にふらふらしてる印象。主人公がドン・チードルに移ってからが特に。

被害者の姉の彼氏アレンがちょっとしたキーパーソン。リーランドだけでなくこの人について考えを巡らせてみてもおもしろい。

ベッキーが求めていた言葉を口にしているラストはセンスよくて大好き。
優しさが正しい方向に働かなかったリーランドの表情は、それでも優しい。それでも悪だ。

今観ると、ごずりんをはじめ、ジェナ・マローン、ミシェル・ウィリアムズ、ドン・チードル、マイケル・ペーニャなどみんな出世してて豪華キャスト。