硝子

16歳の合衆国の硝子のレビュー・感想・評価

16歳の合衆国(2002年製作の映画)
5.0
観ようと思ってから時間が経っていたこともあり、何の前情報もなしに観ました。
主人公の家族、被害者の家族、主人公が入った施設のスタッフと様々な人が登場しますが、全員が各々の胸に何かしらの悲しみ(寂しさ)を抱えています。悲しんでいる原因は各々に違い、悲しみに対してとる行動も様々ですが、結果的に他の人を傷つける行動を選択してしまう人もいます。
主人公のリーランドは大人しく暗い印象すら受けますが、その胸には複数の出来事が絡まって生まれた悲しみが渦巻いています。
悲しすぎるのに、何度も観たくなるような映画でした。
硝子

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