患者を蘇生させただけなのに。
ジャウム=コレット・セラや、良かった時のヨーロッパ・コープを彷彿とさせるような手際で、主人公のキャラ設定と巻き込まれる状況設定を見せ、あとは駆け抜けるだけの85分。
しがない看護助手の主人公はステイサムでもリーアム・ニーソンでもないので、できることも限られてるけど、だからこそ感情先行で動いてしまう彼のスピード感に、見ているこっちも乗せられてしまう。
愛にできることは道挟んだ向かいのアパートに、窓to窓で飛び移る勇気!
ただでさえこーいうジャンル映画で巻き込まれる妊婦見てるのハラハラするのに、見た目も中身も怖い女刑事に追い詰められるシーンは完全に別ジャンル。気を揉みすぎて笑う。