葛

あばよダチ公の葛のネタバレレビュー・内容・結末

あばよダチ公(1974年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

青春というにはあまりにバカで性欲しかなくて頭が悪い。ダムに沈む家の補償金を吊り上げるためにダイナマイト持って立てこもってる親父の娘が東京の幼馴染の主人公のダチの一人の元に転がり込んで松田優作と偽装結婚して意外と仲良くやれちゃって仲間に悪いからあいつらとも寝てくれと本気で頼み込んで当然キレられたりとにかく治安が悪くてムチャクチャで。
それらが全部こいつらにとっては全身全霊で考えた結果で嘘偽りないバカなんだというのが徹底されていて、そういう作品を作る照れとかバカにしてる様子みたいなのは一切無いから、この作品はコントではなく映画になっているんだ。
だから札束も食う。
葛