コミヤ

夕陽のガンマンのコミヤのレビュー・感想・評価

夕陽のガンマン(1965年製作の映画)
4.5
ドル箱3部の中で一番好き。
前作より格段に面白い。特に『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』に繋がるような外連味たっぷりの演出が堪らない。帽子の撃ち合いシーンは忘れられない。主演のイーストウッドを完全に食う魅力を放つリー・ヴァン・クリーフにすっかり惚れた。オープニングの二種類の銃による見せ場から惚れた。毛量なんて関係ないと勇気をくれる。でもやっぱり帽子で隠した方がいい。
今回のイーストウッドは回転撃ちが多くて、椅子回転撃ちは中々印象的だった。人を殴る時、何故か左手空手チョップ率高いのが笑えた。
あと『クレヨンしんちゃん夕陽のカスカベボーイズ』作中の酒場で、ヒロシの顎髭でマッチの火を付けた挙句、「お前の面、気に入らねえ」とガン飛ばすチンピラの元ネタがいた!絶対そう。
コミヤ

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