いはん

夕陽のガンマンのいはんのレビュー・感想・評価

夕陽のガンマン(1965年製作の映画)
3.8
エンニオモリコーネ、この映画に深みを与えた人だと思う。BGMがあんまりにも素晴らしく、調べて見たところ、この方でした。他にもニューシネマパラダイスや海上のピアニストもこの人が音楽を担当してましたね(特にニューシネマパラダイスのラストの音楽はもう、言葉で言い表せないほど好きですし、聞いただけで泣けてきそうです)。
ギターや口笛、人の声で奏でられた曲が醸し出す荒涼とした雰囲気が本当に素晴らしい。そんなに多くの西部劇を観てきたわけではないですが、なんというか、この音楽が鳴ると、風が吹き、二人の男が対峙するシーンが思い浮かぶ感じです。

映画自体も面白かったです。
でもどうだろう、私はやはり理想主義と言われようが自分の信念、あの時代のやり方を自分の中で貫くOnce upon a time in Westの方が好みだったかもな。
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