ギャンブルから足を洗えず、借金まみれの主人公シンヤ。
借金取りから逃れるため、オレオレ詐欺に手を染めようとするが、
電話先の老婆と話すうち 次第に金銭を要求できなくなる・・・。
芸人だった母の相方を探す女性。
ホームレスの男。
全てを捨てて、ホームレスになろうとする男。
元ストリッパー。
アイドル。
アイドルオタク。
みんな、どこかに影を秘めて生きている。
それぞれの登場人物が、徐々に交わり始める。
言わずと知れた、劇団ひとり氏原作の小説が映画化された作品。
原作は未読で、内容も全然知らずに観ました。
鑑賞後、
良くできているわぁ。という気持ちと、
なんか それぞれが 中途半端だわぁ・・・。という気持ちが、一挙に押し寄せました。
ハッピーエンドのようで、実は違うのか?
老婆の残した手紙と 残したお金で ガン泣きはしちゃいましたが・・・。
ここで泣かしたい!という演出に もろにハマる、優しい私なのでした。