この作品は観るのを避けていた作品ですが意外な思いが鑑賞後に残りました。
この作品は原作者がお笑い芸人だという事で見る事を避けていた作品でした。今回何気なく手にしたこの作品を再鑑賞してみました。
ギャンブル依存症で借金まみれで苦しむ青年の悩みを描いて居る思いのほか深刻なテーマを描いて居る事にまず驚きました。この青年ほど酷くはないが一時パチンコに嵌っていた時期が有った為、他人事でない世界を感じました。
そんなギャンブルを趣味と云える世界に留めておけばこの様な世界に陥らずに済む事であるが、実際に苦しむ人が多いようです。それに加えて父との確執。
この様な青年の環境では脱却する事は容易ではない。そんな中でこの作品の主人公は何故生き方を変更していくのか・・。その点を注目してみたいと思う。
この作品の原作者をある意味偏見の感を抱いていたがこの作品を観て、本当に‘ひとり’（笑）で執筆したのであれば彼を見直さないといけないと思う。
