クライムサスペンス映画。
2001年公開時、
ロバート・デ・ニーロ、エドワード・ノートン、マーロン・ブランドというビッグネームの共演がとても話題を呼びました。
scoreって、泥棒っていう隠語だということも今作で知りました。
ケイパーものならではの斬新なプロットを期待しちゃってましたが、あまりひねりなし。
クラシックな雰囲気と緻密なストーリーが楽しい映画でした。
難攻不落の金庫破りのプロセスだけでなく、癖のあるキャラクターたちの心理戦が見どころ。
金庫破り名人のニック(ロバート・デ・ニーロ)は、自分の住むモントリオールでは犯罪は犯さない、仲間をもたず1人で仕事をするという主義を持つ男。
そのニックもそろそろ裏稼業からの引退を考え、恋人との静かな生活を夢みていた。
そんな折、古くからの友人マックス(マーロン・ブランド)より、王笏(=王の杖)を盗み出すという計画を持ちかけられた。
王笏は、地元のモントリオール税関の金庫に厳重に保管されている。
これまでの信条に反するので、ニックは誘いを断るものの、マックスの窮状をみて、「これを最後の仕事にする」と決意する。
清掃員としてモントリオール税関に潜入していたジャック(エドワード・ノートン)も加わり、計画は着々と進んでいく…