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泥棒成金のkuuのレビュー・感想・評価

泥棒成金(1954年製作の映画)
4.5
黒猫◎



かつて名を馳せた宝石泥棒が新たな窃盗事件に巻き込まれていくお話です

監督はアルフレッド・ヒッチコック
主演はケーリー・グラント
ヒロインにグレース・ケリー

『恋するモンテカルロ』に出て来たので視聴しました
こちらの舞台はリヴィエラです
バリバリの合成映像だらけですが旅した気分になれます
カーチェイスも対向車や人や動物による障害や崖などいつものパターンがいいですね
『恋するモンテカルロ』で使われたのはカーチェイスの後のピクニックのシーンでした
バスケットにチキンと飲み物を入れてドライブしたくなりました

ケーリー・グラントのマリンルックや水着が妙に似合ってないのがツボです
グレース・ケリーはサバサバした役が似合います!もちろん美しいです
グレースの母役のジェシー・ロイス・ランディスは安定感があって大好きです
保険会社の社員にジョン・ウィリアムズ!言わずと知れたバイプレーヤーですね
ヒッチコック監督のカメオ出演は今回かなりガッツリ系なので楽しかったです

衣装や宝石が素晴らしくて目の保養になりました
特に仮装パーティーのシーンは煌びやかで美しくてため息が出ました

いくつかの予想の範囲に収まる作品なのでサスペンスとしては物足りなさを感じますが…
ロマコメとしては王道で景色もファッションも含め観て良かったです♪
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