【待ち人は現れるのか】
駅で待つ男は、ここまで起きた事件を振り返る。
その時、汽笛がなって…
キューブリックの初期の方の作品。
ボクサーの主人公は隣のアパートの美女に恋をする。
ある日、女の悲鳴が聞こえて…
なんてことないサスペンスなんですが、
◆汽車を待つシーンから始まり、そこに戻ってくる
◆悲鳴と汽笛を合わせて表現する
等既に、随所にセンスが光ってます。
何と言っても見所はマネキンの部屋。
ときより揺れるマネキンの手が非常にシュール。
67分と短く、不必要な部分は一切カットした映画。
※ジャケットのシーンは見ればわかります。
2016.6.3