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私の20世紀の犬のレビュー・感想・評価

私の20世紀(1989年製作の映画)
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ビジュアルに関しては無論のこと最高なのだが、ストーリーのシンプルながら御伽噺や玩具箱のような脈絡の無さがどうも合致しない。ウェスアンダーソンを好きになれない所以も同じなんだと思う。哲学者のオットーヴァイニンガーによる女性は性機能でしかない「母親(生産)か娼婦(行動)」の二極化という鬼畜な定義を唱えるシーンが興味深かったな。
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